
現在のレート: 158.50〜158.70円付近 センチメント: やや円安圧力(スコア: +3 / -5〜+5)
🎯 相場の最大テーマ
米・イスラエルのイラン軍事衝突によるホルムズ海峡封鎖と原油100ドル超え — エネルギー輸入大国・日本への直撃リスク
🔴 円安圧力ニュース(5件)
1. WTI原油が一時120ドルに迫る急騰、ホルムズ海峡の事実上封鎖が継続【HIGH】
2月28日に始まった米・イスラエルによるイラン攻撃から約10日が経過し、原油価格は日曜に100ドルの大台を突破。WTIは一時120ドル近くまで急騰した。 AxiosCNNホルムズ海峡の海上交通は事実上停止しており、世界の原油・天然ガス供給の約2割が影響を受けている。 Al Jazeera日本は中東から原油の約95%を調達しており、エネルギーコスト急騰は直接的な円安要因となる。
2. 有事のドル買い継続、ドルインデックスが堅調推移【HIGH】
中東紛争の拡大を受け、安全通貨としてのドル需要が高まり、円は158.5円台まで下落して6週間ぶりの安値を記録した。 TRADING ECONOMICS東京午前の取引でもドル買いが優勢で、158円06銭から158円76銭まで値を切り上げた。 Zaikei
3. 日経平均が一時4,200円超の暴落、リスクオフでもドル優勢【HIGH】
日経平均は終値で前週末比2,892円(5.20%)安の52,728円となり、イラン情勢の不透明感からスタグフレーション懸念が台頭している。 Nikkei原油高と円安の二重苦により、日本がインフレと景気停滞が共存するスタグフレーションに陥るリスクが高まっている。 Bloomberg本来リスクオフ局面では円が買われるはずだが、エネルギー輸入国としてのファンダメンタルズの弱さが円売りを招いている。
4. イラン新最高指導者にモジタバ・ハメネイ師(強硬派)が就任、長期化観測【MEDIUM】
イランが次期最高指導者に、米軍の攻撃で死亡した前最高指導者の息子モジタバ・ハメネイ師を選出した。これは強硬路線の継続を示唆し、紛争の長期化観測が広がっている。 CNN市場は短期終結シナリオを大幅に後退させており、エネルギー供給不安の長期化が円安圧力を維持する。
5. 米2月雇用統計が予想外の悪化、FRB利下げ後退でドル高圧力維持【MEDIUM】
前週末の米雇用統計で雇用者数が予想外に減少に落ち込み、失業率も上昇した。 Zaikei一方、原油高によるインフレ懸念でFRBの利下げ期待は後退しており、米金利高止まり→ドル高の構図が継続。日米金利差が縮小しにくい環境が続く。
🔵 円高圧力ニュース(4件)
1. 片山財務相が繰り返し為替介入に言及、160円防衛ラインが意識される【HIGH】
片山財務相は3月3日、為替動向について「非常に高度の緊張感を持ってウオッチしている」と明言し、日米共同声明に基づいた介入も含む対応の可能性を示した。 Bloomberg適切な対応に為替介入が含まれるかとの問いに対し「当然考えられる」と明言している。 TV Tokyo BIZ160円が心理的防衛ラインとして強く意識されており、接近すれば介入警戒が一段と高まる。
2. 日銀が利上げ路線を堅持、4月利上げの可能性も排除せず【HIGH】
日銀は中東情勢の不確実性が高まる中でも利上げ路線を堅持しており、4月に利上げが必要になる可能性も排除していない。 Bloomberg現在の政策金利は0.75%で30年ぶりの高水準にあるが、原油高による基調的物価上振れが確認されれば追加利上げが前倒しされる可能性がある。
3. G7が石油備蓄の協調放出を検討との報道【MEDIUM】
FTの報道でG7財務相がIEAと連携して石油備蓄の協調放出を議論していることが伝わり、Brent原油は一時119ドルから110ドル付近まで下落した。 Al Jazeera備蓄放出が実現すれば原油高の一服→円安圧力の緩和につながる可能性がある。
4. トランプ大統領がホルムズ海峡のタンカー護衛に言及、部分的再開の可能性【LOW】
トランプ大統領はホルムズ海峡でタンカーへの軍事護衛を提供する意向を示し、一時的にドル円が下落する場面があった。 MUFG Researchただし具体的な計画はまだなく、海運各社は依然として海峡通過に慎重な姿勢を崩していない。実効性には疑問が残る。
📐 注目レベル
| レート | |
|---|---|
| レジスタンス(上値目処) | 160.00円(2024年介入実績水準+心理的節目) |
| サポート(下値目処) | 156.00〜156.50円(先週の安値帯+一目均衡表の雲上限) |
📈 IMM投機筋ポジション(円)|2026年3月3日時点
ネットポジション
3月6日公表(3月3日火曜日時点)のCFTC円投機的ネットポジションは -16,600枚(円ショート)。前回の+11,500枚(円ロング)から大幅に反転し、約28,100枚のショート方向への転換が起きた。 Investing.com
Leveraged Funds(レバレッジファンド)の詳細
3月3日時点のCFTC Financial Traders報告によると、Leveraged Fundsは円ロング88,766枚に対しショート122,991枚で、ネットで約34,200枚の円ショート。 Commodity Futures Trading CommissionMUFGリサーチによれば、Leveraged Fundsの円ショートポジションはここ数ヶ月でほぼ倍増しており、ショートカバー(巻き戻し)が起きた場合のインパクトが大きくなっている。 MUFG Research
分析ポイント
1. 急激なショート転換の背景 2月下旬まで投機筋は円に対して中立〜やや買い越し(+11,500枚)だったが、2月28日の米・イスラエルのイラン攻撃開始を契機に、一気に円売り(ドル買い)に傾いた。有事のドル買い+原油高による日本経済悪化懸念のダブルパンチ。
2. ショート偏りと巻き戻しリスク 現在の-16,600枚は過去のレンジで見れば中程度のショートだが、Leveraged Fundsに限れば-34,200枚とかなり偏っている。停戦報道や介入実施など急なリスクオフ巻き戻しが入ると、ショートカバーで3〜5円規模の円高が一気に進む可能性がある。
3. 今後の注目 次回のCFTC発表は3月13日(金)。イラン情勢の推移を受けてショートがさらに積み上がっているかがポイント。ショートが過去最大級(18万枚超・2024年7月水準)に近づくと、巻き戻しの爆発力が増すため警戒が必要。
⚡ 流れが変わる条件(Game Changer)
- イラン停戦・ホルムズ海峡の航行再開 → 原油急落で円安圧力が一気に後退、5〜10円規模の円高もありうる
- 160円到達で日本当局が実弾介入を実施 → 短期的に3〜5円の円高ショック、ただし原油高が続く限り効果は限定的
- 日銀が3月会合(13〜14日)でタカ派姿勢を明確化 → 4月利上げ織り込みが進み、円金利上昇を通じた円買い圧力
🐔 ちきトレのひとこと
「正直、ロングもショートも怖いチキン泣かせの相場。158円台はもう介入警戒ゾーンだけど、原油がこの勢いだと160円タッチも見える。ここは無理せず値動き見てから入る。利確は秒速、損切りは鉄壁。生き残りが最優先の週だコケッ🐔」
参考:Bloomberg、日経、Reuters、Trading Economics、MUFG Research、Al Jazeera、CNN、Axios、Goldman Sachs、テレ東BIZ 等
参考
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