⚠️ 免責事項: 本レポートは情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。FX取引はご自身の判断と責任で行ってください。
現在のレート: 約159円20銭付近(先週末終値159.39円、本日予想レンジ158.40-160.20円) センチメント: 強い円安圧力(スコア: +4 / -5〜+5)
🚨 本日の賞味期限ヘッドライン
🔴 円安方向
- イスラエルがイランのインフラ施設を標的とした大規模攻撃を開始(RTRS速報、本日11:15) Gaitame→ 原油急騰・有事ドル買い加速の材料
- 日経平均が寄り付きで2,100円安、先物は1,840円安の51,150円で始まる Nikkei→ リスクオフだがドル買いが勝る構図
- 参議院本会議で次期日銀審議委員(浅田・佐藤両氏)の起用が可決見通し Gaitame→ 織り込み済みだが一応注視
🔵 円高方向
- 160円接近で政府・日銀の為替介入への口先けん制に警戒(特にアジア時間帯)
🎯 相場の最大テーマ
イスラエル×イランの戦闘激化 → 原油100ドル接近 → 「有事のドル買い」vs「介入警戒の160円の壁」
🔴 円安圧力ニュース(5件)
1. イスラエルがイランのインフラ施設に大規模攻撃を再開【HIGH】
本日午前11:15、RTRSがイスラエルによるイラン・インフラ施設への大規模攻撃開始を速報。ちきトレ共有のスクリーンショットでも確認。紛争は4週目に入り、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃も激化 Bloombergしており、WTI原油は約98ドルまで上昇、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続く TRADING ECONOMICS中、エスカレーションリスクが一段と高まっている。イランのミサイル能力がディエゴガルシア島(約4,000km)まで到達可能に拡大しており、戦闘の長期化・拡大は避けられない情勢。
📰 ロイター、Bloomberg、ちきトレ提供資料
2. FRB利下げ観測の完全後退、利上げすら意識される展開【HIGH】
3月FOMCでFF金利3.50-3.75%の据え置きを決定。FedWatchでは2026年中の利下げ確率がほぼゼロ OANDAに。4月会合での25bp利上げ確率が12%まで浮上 FinancialContentするなど、市場の金利観が急速にタカ派化。パウエル議長は「スタグフレーション」という言葉は使いたくないとしつつ、原油高が経済を圧迫する可能性に言及 CNBC。PCEコアインフレ予想も2.7%に上方修正された。
📰 CNBC、OANDA、CME FedWatch
3. 原油価格WTI98ドル台、100ドル突破目前【HIGH】
イランがクウェートの製油所を攻撃したとの報道があり、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続く中、原油供給停滞の長期化懸念で買いが優勢 OANDA。WTIの取引レンジは96.85〜100.22ドル Investing.com。IEAが400万バレルの備蓄放出を決定するも下支え効果は限定的。資源を持たざる日本にとって貿易赤字拡大→実需の円売り圧力が強まる構図。
📰 OANDA、Investing.com、TradingEconomics
4. ECB・BOEにも利上げ観測が台頭 → グローバルタカ派シフト【MEDIUM】
FRBを含めた主要中央銀行に利上げ観測が台頭しており、円が売られやすい地合いが継続 Gaitame。ECBは4月にも利上げ検討との報道があり、原油高によるインフレ圧力がグローバルに金融引き締めを促す展開。相対的に利上げ余地が限られる日銀との政策格差が拡大する。
📰 外為どっとコム、Bloomberg
5. 米軍の中東地上部隊派遣準備が進行【MEDIUM】
米国防総省がイランへの地上部隊派遣に向けた詳細な準備を進めており、数千人の海兵隊員を中東に追加派遣 Gaitame。グラム上院議員はカーグ島の占拠・封鎖を提唱。紛争の地上戦への拡大は原油供給途絶リスクを一段と高め、ドル買い・円売り材料となる。
📰 CBS、ロイター、ちきトレ提供資料
🔵 円高圧力ニュース(3件)
📈 IMMポジション詳細(2026年3月17日集計 → 3月20日発表分)
最新のCFTCデータ(3月20日更新)では、投機筋(Non-Commercial)の円ネットショートが**-67,800枚に拡大。前回の-41,400枚から26,400枚もショート増加** Fxと、かなり急激な積み増しです。
補足するとこの数字の意味は以下の通り:
- 1枚 = 1,250万円なので、67,800枚 × 1,250万円 ≈ 約8,475億円相当の円売りポジション
- 前回比で約3,300億円分のショート積み増し
- 外為どっとコムも「2024年7月以来の水準まで円ネットショートが積み上がっている」と指摘 Gaitame
さらに参考として、MacroMicroのデータでは2月時点のW07で-19,106枚だった MacroMicroので、わずか1ヶ月余りでショートが約3.5倍に膨張しています。
⚠️ ショートスクイーズリスクの読み方
この規模のネットショートは、2024年7月の介入直前の水準に匹敵します。当時は160円台で実弾介入が入り、数日で10円近い円高が発生しました。今回も160円タッチ → 介入 → ショートカバーの連鎖で**3〜5円規模の急落(円高方向)**が起こり得る構図です。
逆に言えば、介入がなければショートポジションが一方向に偏ったままドル円が上昇を続ける「踏み上げ」もあり得るので、どちらにもボラが出やすい危険ゾーンですね。
2. 160円の壁 = 政府・日銀の為替介入ライン【HIGH】
2024年7月にも160円付近で政府・日銀が為替介入を実施した実績があり、今年1月23日にもレートチェック観測で159円台→155円台へ急落 IGした。ただし有事のドル買いが主導しているため為替介入は難しいとの見方 Kabutanもあり、介入の実効性には疑問符も。
📰 IG証券、株探、日経新聞
3. ウォラーFRB理事が条件付き利下げ支持に言及【LOW】
ウォラーFRB理事が「労働市場の低迷が続けば年内の追加利下げを支持する」と発言 OANDA。ハト派的シグナルだが、現状の原油高・インフレ圧力下では利下げの現実性は低く、市場への影響は限定的。
📰 OANDA
📐 注目レベル
| レート | |
|---|---|
| レジスタンス2(上値限界) | 161.00円(フィボナッチ・エクステンション100%) |
| レジスタンス1(上値目処) | 160.00円(心理的節目・介入警戒ライン) |
| 現在値付近 | 159.20〜159.40円 |
| サポート1(下値目処) | 158.50円(一目転換線) |
| サポート2(下値限界) | 157.50円(3/19安値・21日移動平均線) |
⚡ 流れが変わる条件(Game Changer)
- ホルムズ海峡の封鎖解除 or 停戦合意の兆し: 原油急落 → ドル売り・円買い → 155円台への急落もあり得る
- 政府・日銀が実弾介入を断行: 160円突破後にIMMショートスクイーズと合わされば、3-4円規模の急落リスク
- イランの核施設への攻撃 or 核兵器級ウラン転用の確認: 紛争が「核の次元」に移行すればリスクオフが有事ドル買いを上回り、一時的な円買い急進の可能性
🐔 ちきトレのひとこと
「イスラエルがまたインフラ攻撃再開って…こんな相場、160円タッチしたら即利確でいいでしょ。チキンにはチキンの生き方がある。ただし158.50割れたらドテンショートも視野。損切り幅は20pipsで鉄の規律、コケッ🐔」
参考:外為どっとコム、Bloomberg、日経新聞、OANDA、CNBC、IG証券、ロイター、CME FedWatch、株探、TradingEconomics 等
