昨日のドル円、見てましたか? 朝方の159.90円から一気に157円台まで約2円の急落。「えっ、何があったの?」って思った人も多いはず。
僕も夜チャート見てて「なんだこれはーー、なぜなんだーー」ってなってました。
今日はこの急落の原因と、今日以降の方向感について整理していきます。
昨日(3月19日)の時系列まとめ
前半:159.90円まで円安進行
昨日の東京市場オープン前までは、実は円安方向に動いていました。
- **FOMC(米連邦公開市場委員会)**で政策金利据え置きを決定
- パウエルFRB議長が「次回の政策変更が利上げになる可能性」にも言及
- これを受けてドル買いが加速し、159.90円まで上昇(2024年7月以来の高値圏)
朝の段階では「今日160円乗せるか?」というムードでした。
後半:159円台→157円台へ急落
ところが午後から一変。以下の3つが重なって円買いが加速しました。
急落の原因①:植田日銀総裁のタカ派会見
日銀は政策金利を0.75%で据え置き(これは予想通り)。
ただ、植田総裁の記者会見がポイントでした。
- 「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と利上げ姿勢を維持
- 「景気下押しでも基調物価に影響しなければ、利上げは当然可能」と踏み込んだ発言
- 会見中にドル円は159.26円まで急落

据え置き自体は織り込み済みだったから、注目は会見の「トーン」だったんですよね。中東情勢が不安定ななかでも利上げ姿勢を崩さなかった植田総裁、思ったよりタカ派だった印象。4月利上げの確率が約60%に上昇したのも納得です。
急落の原因②:欧州株全面安でリスクオフ
東京市場の後半からロンドン市場にかけて、欧州株が全面安に。
- 英FTSE指数:-1.0%
- 独DAX指数:-1.45%
- ユーロストックス50先物:-1.72%
中東情勢の緊迫化(イスラエル・イランのエネルギー施設攻撃の応酬)を背景に、リスク回避の動きが株式市場全体に広がりました。
急落の原因③:NY時間でドル売り加速
ロンドン→ニューヨーク市場にかけて、さらにドル売りが進行。
- 英中銀(BOE)とECBがともに金利据え置きを決定
- 「イラン戦争によるインフレや景気への影響を見極める」姿勢を示したことで、主要通貨に対してドルが下落
- ドル円は158円ちょうど付近まで円高が進行
今日(3月20日)の注目ポイント
現在のドル円は157.88円付近。チャート上はピボットP(158.355)を割り込んだ状態です。
続落(円高方向)の材料
- 4月日銀利上げ観測の強まり:市場の織り込みは約60%。植田総裁のタカ派姿勢が意識されやすい
- 為替介入への警戒:昨日片山財務相が「非常な緊張感をもってみている」「為替の投機筋が動きやすい日だ」と発言
- **S1サポート(156.861)**までの下落余地あり
反発(円安方向)の材料
- 中東有事のドル買いは構造的に継続中。円以外の主要通貨でもドル買いが進行(ユーロは2月末比で3.05%のユーロ安)
- 原油高によるドル買い地合いは変わらず
- 157円・158円付近の厚い買い注文が下値を支える可能性
テクニカル的な見方
- ピボットP(158.355)を下抜け → 短期的には弱い
- S1(156.861)が次のサポートライン
- ただし、大きな流れでは2月安値(152円台)からの上昇トレンドはまだ崩れていない

難しすぎる、、、今日は東京市場はお休みなので、しばらく様子見かな。
こんなに落ちたんだから戻すだロングも、いやいやまだまだ落ちるでショートも怖いです
こんなに落ちたんだから戻すだロングも、いやいやまだまだ落ちるでショートも怖いです
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 昨日の高値 | 159.90円(FOMC後のドル買い) |
| 昨日の安値 | 158円付近(NY市場でのドル売り) |
| 今朝の水準 | 157.88円 |
| 急落の主因 | 植田総裁タカ派会見+欧州株安+ドル売り |
| 今日の注目 | 中東情勢 vs 日銀4月利上げ観測 |
| サポート | S1: 156.861 / 157円の買い注文 |
| レジスタンス | P: 158.355 / 160円の売り注文 |
ボラが大きい日が続いています。エントリーポイントは慎重に、損切りは確実に。
それでは、今日もちきトレらしく「チキンでも勝てるトレード」を目指しましょう!
※本記事は個人の相場分析であり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。