ブログ運営

ラッコキーワード×Claudeで"勝てるKW"を見つける方法|AIと一緒にブログを育てる #2

この記事でわかること

  • ラッコキーワード(有料プラン)のデータをAIに食わせるワークフロー
  • AIが既存記事との「カニバリ」を自動で見抜いてくれる実例
  • 検索ボリューム×競合度×自分の経験で"勝てるKW"を選ぶ方法
  • 人間が3時間かかるKW調査を、AIと3分で終わらせる具体的な手順

はじめに:KW調査は「AIの独壇場」だった

前回のジャンル選定編で、ブログのテーマを決めた。

でも、テーマが決まっただけでは記事は書けない。**「どんなキーワードで記事を書くか」**を決めないと、誰にも読まれない記事を量産することになる。

正直に言おう。

僕はこのKW調査が大嫌いだった

ラッコキーワードを開いて、サジェストを眺めて、検索ボリュームを調べて、競合サイトをチェックして……。気づけば3時間が溶けている。しかも「このKWで本当に勝てるのか?」という不安は消えない。

ところが、AIに任せてみたら世界が変わった。

今回は、僕が実際にラッコキーワード×Claudeで「副業 ブログ」のKWリサーチをした全プロセスを、スクショ付きで公開する。

途中でAIに「そのKWは書かない方がいいですよ」と止められる場面も出てくる。この「ブレーキをかけてくれる」のが、AIをKW調査のパートナーにする最大のメリットだ。


STEP1:ラッコキーワードでデータを出力する

まず使うのは「ラッコキーワード」(有料プラン)。

無料でもサジェストKWは見られるけど、有料プランにすると検索ボリューム・SEO難易度・トレンドデータが一括で取れる。さらにJSON形式でエクスポートできるので、そのままAIに食わせられる。

ラッコキーワードは「クレジット」を消費しながらキーワード検索を行う。
フリーの場合は50クレジット/週。

検索項目ごとに消費するクレジット数が書いてあるからまずはお試しでやってみるのがいいですよ。
本格的に記事を書いていく場合は50クレジット/週では足りないので、使いやすさを実感してから課金するのがオススメ。
フリーではサジェストKWしか見れないのも少々使いにくい。

やることはシンプル

  1. ラッコキーワードにログイン
  2. 調べたいキーワード(例:「副業 ブログ」)を入力
  3. サジェスト・関連KW・共起語・他のKW・よくある質問のデータをそれぞれJSON形式でエクスポート
  4. ダウンロードしたJSONファイルをClaudeにまとめて投げる

▲ ラッコキーワードの管理画面。各データタブからJSONでエクスポートできる。

ポイントは5種類全部のデータを出すこと。サジェストだけだと見える世界が狭い。共起語や「よくある質問」のデータに、思いもよらない穴場KWが隠れていることがある。

ラッコキーワードの有料プランは月額440円〜。「有料かよ…」と思うかもしれないけど、検索ボリュームとSEO難易度がセットで見られるのはマジで価値がある。これなしでKW選定するのは、地図なしで登山するようなもの。僕はこれだ!と思い最初から1番人気のライトプランに加入。


STEP2:JSONファイルをまとめてClaudeに投げる

ダウンロードした5つのJSONファイルを、Claudeのチャットにドラッグ&ドロップする。

▲ ラッコキーワードからダウンロードした5種類のJSONファイルをClaudeに投入。「KWリサーチしました!執筆お願いします」と伝えたところ……。

ここで大事なのは、ただデータを投げるだけでなく「自分のブログの状況」も伝えることだ。

僕の場合、こんな感じで伝えた:

  • 副業ブログでキーワードリサーチした
  • ブログについての記事はすでにいくつかある
  • カニバリゼーション(記事同士の共食い)に気をつけてほしい
  • 分析した結果、他のキーワードの方がいいならそう言ってほしい

つまり「とりあえず書いて」じゃなく、「分析してから判断して」とAIにお願いしたわけだ。

ここが「AIに丸投げ」と「AIをパートナーにする」の分かれ目だと思っている。


STEP3:AIが「書くな」と言ってきた

結果がこれだ。

▲ Claudeの分析結果。「副業 ブログ」での新記事は「一旦やめた方がいい」と止められた。

Claudeの分析を要約すると:

  • 「副業 ブログ」のサジェスト上位KW(始め方・稼げない・何を書く・バレる・テーマ)は、すでに自分のブログに似たような記事がある
  • このまま新記事を書くと、既存記事と検索意図がかぶる=カニバリゼーションが起きる
  • カニバリが起きると、Googleがどの記事を表示すればいいか迷う → 両方とも順位が下がる

正直、ゾッとした。

僕は「副業 ブログ」で新しい記事を書く気まんまんだった。AIに止めてもらわなかったら、自分で自分のブログを弱体化させるところだった

でも「穴場」も見つけてくれた

Claudeは止めるだけじゃなかった。分析の続きで、カニバリしない穴場KWを2つ提案してきた。

  • ブログ収入 一般人 平均」(検索ボリューム720、SEO難易度34)
  • ブログ収入 現実」(検索ボリューム260、SEO難易度29)

どちらも「ブログで実際どれくらい稼げるの?」という検索意図で、既存記事とはまったくカニバらない。しかもボリュームは十分ある。

これがAIの「目」だ。人間がサジェストを上から順に眺めていたら、この2つにたどり着くまでに何時間かかるかわからない。

KW調査でAIが一番役に立つのは「書いていいKWを教えてくれる」ことじゃない。**「書いちゃダメなKWにブレーキをかけてくれる」**ことだ。人間は「書きたい」という気持ちがあるから、カニバリのリスクを無意識にスルーしてしまう。AIにはその「書きたいバイアス」がないから、冷静にデータだけで判断してくれる。


STEP4:別のテーマでも同じワークフローを回す

「副業 ブログ」で穴場を見つけた勢いで、次は**「AI 投資」**のKWデータもClaudeに分析してもらった。

▲ 「AI投資」のラッコキーワードデータ7ファイルをClaudeに投入。ブログのテーマ「FX×副業×AI活用」に沿って10記事分のKW選定を依頼。

やり方はSTEP1〜3とまったく同じだ。

  1. ラッコキーワードで「AI 投資」のデータをJSON出力
  2. Claudeに全ファイルを投げる
  3. 「ブログのテーマに沿った10記事分のKWを選んで」と依頼

Claudeはデータ全体を読み込んだうえで、3つの切り口でKWを整理してくれた。

▲ 検索ボリューム・SEO難易度・ちきトレの実体験との親和性を掛け合わせて、10記事分のKWを3カテゴリに分類。

Claudeが出してきた選定基準がこれだ:

  1. 検索ボリュームがある(需要あり)
  2. SEO難易度が低〜中(SD40以下を優先)
  3. 自分の実体験で差別化できる(FX5年スキャルパーの強み)
  4. 既存記事と内部リンクが自然につながる
  5. FX口座開設アフィリエイトの導線が作れる

5番目の「アフィ導線」まで自動で考慮してくれるのは、事前にブログの収益構造を伝えてあったから。AIは「言われたこと」しかできないけど、正しく情報を渡せば、ここまで考えてくれる

「AI投資」というKWひとつから10記事の構成が見えるまで、かかった時間はわずか数分。人間がやったら丸一日コースだと思う。しかもAIは「この記事とこの記事は内部リンクでつなげられます」まで提案してくれる。KW調査は完全にAIの独壇場だと確信した瞬間だった。


KW選定の「3つの軸」まとめ

2つのテーマで実践してわかったKW選定のフレームワークを整理しておく。

軸1:検索ボリューム(需要があるか?)

どんなにいい記事を書いても、検索する人がいなければ読まれない。目安としては:

  • 月間100以上:記事にする価値あり
  • 月間30〜99:ロングテール合算で狙える
  • 月間30未満:単独記事は厳しい、既存記事の見出しに組み込む

軸2:SEO難易度(勝てるか?)

ラッコキーワードの「SD(SEO Difficulty)」で判断する。

  • SD 30以下:個人ブログでも十分戦える
  • SD 31〜50:工夫次第。差別化の切り口が必要
  • SD 51以上:企業サイトだらけ。初心者は避けた方が無難

軸3:自分の経験(差別化できるか?)

ここがAIだけでは判断できない、人間の領域だ。

  • そのテーマで実体験があるか?
  • 競合が書けない「本音」を持っているか?
  • 読者に「この人の話だから信じる」と思ってもらえるか?

僕の場合、FXで5年間スキャルピングをしてきた経験がある。だから「AI投資 FX」や「AI自動売買」の記事は、実際に試した体験談で差別化できると判断した。

逆に、経験のないKWはどんなにボリュームがあっても避ける。E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の時代に、経験のない記事は上位に入れない。

KW選定で一番大事なのは、結局「自分が語れるかどうか」だと思っている。AIは検索ボリュームもSEO難易度も一瞬で分析してくれる。でも「このテーマなら俺が語れる」という直感は、人間にしか持てない。AIにデータ分析を任せて、人間は「どの戦場で戦うか」の最終判断に集中する。これが僕の考える最強のKW調査スタイルだ。

ちなみに無料版だと、SEO難易度や検索ボリュームがわからないので課金をしたほうが情報量は多い。


まとめ:AIとのKW調査ワークフロー

今回やったことを、そのまま再現できる手順にまとめておく。

【準備するもの】

  • ラッコキーワード(有料プラン推奨、月額660円〜)
  • Claude(無料プランでもOK。ファイル添付ができればいい)

【手順】

  1. ラッコキーワードで狙いたいテーマのKWデータをJSON出力(5種類全部)
  2. JSONファイルをClaudeにまとめて投入
  3. 自分のブログの状況(既存記事・ジャンル・収益構造)を伝える
  4. **「カニバリチェックもお願い」**と必ず言う
  5. AIの分析結果を見て、3つの軸(ボリューム×難易度×自分の経験)で最終判断
  6. GOを出したKWで記事を書く

所要時間:約3〜5分(人間がやると3時間超)

ポイントは手順4の「カニバリチェック」。これを言わないと、AIは単純に「ボリュームが多いKW順」で提案してくる。ブログが育ってきた人ほど、カニバリチェックは命綱になる。


次回予告

KWが決まったら、次は**記事の構成案(アウトライン)**を作る番だ。

第3回「構成案作成編」では、選んだKWをもとにClaudeと一緒に記事の骨格を組み立てるプロセスを公開する。ここでも「人間の判断×AIの分析力」の掛け算が炸裂するので、お楽しみに。


< シリーズナビ >

← 前の記事:第1回 ジャンル選定編 → 次の記事:第3回 構成案作成編 📖 シリーズ一覧:AIでブログを始める完全ガイド2026(近日公開)


よくある質問(FAQ)

Q1. ラッコキーワードの無料プランでもAIとのKW調査はできますか?

できます。ただし無料プランだと検索ボリュームとSEO難易度のデータが取れないため、AIの分析精度がかなり落ちます。最低でも「エントリープラン(月額660円〜)」がおすすめです。

Q2. Claude以外のAI(ChatGPTなど)でも同じことはできますか?

基本的な流れは同じです。ただし、JSONファイルを複数同時に読み込んでクロス分析する能力は、モデルによって差があります。僕がClaudeを使っている理由は、大量のデータを一度に渡しても文脈を見失わないからです。

Q3. カニバリゼーションって具体的にどんなデメリットがありますか?

同じ検索意図に対して自分のブログ内の複数記事がGoogleの検索結果で競合し合う状態です。Googleがどちらを表示すべきか迷い、結果として両方の記事の順位が下がります。記事数が増えてきた中級者ほど注意が必要です。

Q4. 検索ボリュームが少ないKWは全部無視していいですか?

いいえ。月間30〜99程度のKWは、関連するロングテールKWを合算すると十分なアクセスが見込めることがあります。また、ボリュームが少ない=競合も少ないので、初心者が上位表示を狙いやすいメリットがあります。

Q5. AIに全部任せてしまっていいんですか?自分で調べなくてもOK?

データ分析はAIに任せてOKです。ただし最終的に「どのKWで書くか」の判断は必ず自分でしてください。AIはあなたの実体験を知りません。「このテーマなら自分が語れる」という直感は、人間にしか持てない最後の砦です。

-ブログ運営