
AIに文章を書いてもらうとなんだか無機質なんだよなぁ
やっぱり最後は自分で手を加えないといけないよね…
AIの下書きは「完成品」じゃない
前回の構成案作成編で、「ブログ収入 一般人 平均」の構成案が完成しました。
見出し構成はバッチリ。読者の悩みに沿った流れもできている。
でも、ここからが本番です。
構成案をClaudeに渡して「この構成で記事を書いて」とお願いすると、ちゃんとした文章が出てきます。文法も正しいし、SEO的にも整っている。
……けど、なんか違う。
「誰が書いても同じ記事」になってるんです。
AIの下書きは、あくまで「骨組みに肉がついた状態」。ここから自分の体験・自分の言葉・自分だけのエピソードを入れて初めて、読者の心に刺さる記事になります。
このシリーズ第4回では、AIの初稿を「ちきトレの記事」に仕上げるまでの全工程をスクショ付きで公開します。
STEP1:Claudeに記事本文を書いてもらう
指示の出し方が9割
前回作った構成案をそのままClaudeに渡して「書いて」と言えば、それなりの記事は出てきます。
でも、指示が雑だと、出てくる記事も雑になる。これはAIも人間も同じです。
僕がClaudeに記事を依頼するときは、こんな情報をセットで渡しています:
① 構成案(前回作ったもの) 見出し構成・各セクションで伝えたいこと・想定読者の状態。
② 自分の実体験メモ 「ブログ収入 一般人 平均」の記事なら、「自分がブログを始めた頃の収益ゼロ期間の話」「アフィリエイト報酬が初めて発生したときの感覚」など、生のエピソード。
③ トーン・文体の指定 「ですます調」「40代会社員に語りかけるイメージ」「専門用語は使わずに噛み砕く」「『ちきトレの本音』セクションはカジュアルに」。
④ やってほしくないこと 「煽り文句は不要」「根拠のない数字を入れない」「過度なポジティブ表現は避ける」。


Claudeとの打ち合わせ内容が膨大なので、全てを貼ることはできませんが、
プロジェクトとしてこれまでの注文内容がたまっていきます。
もし、何を言っているかわからない場合は、きっと始めるとすぐにわかるはずです。
Claudeとのやりとりが、勝手にたまっていっているイメージです。
AI初稿が出てくる
ここまで丁寧に指示を出すと、Claudeから2000〜3000文字の下書きがドンと出てきます。
正直、このままでも「それっぽい記事」にはなっているんです。
文法ミスもないし、見出しと内容の対応もできている。SEO的に重要なキーワードも自然に入っている。
じゃあ、何が足りないのか?
STEP2:AI初稿の「違和感」を見つける
AIが書いた文章を読んでいくと、こういう違和感に気づきます。
「正しいけど、心に刺さらない」問題
たとえば、AIが書いた文章:
ブログで収益を得るためには、継続的な記事投稿と適切なSEO対策が重要です。多くのブロガーが挫折する原因は、成果が出るまでの期間を正しく認識していないことにあります。
……うん、正しい。正しいんだけど、これを読んで「よし、自分もやってみよう」とは思わないですよね。
僕がこれを書き直すとこうなります:
正直に言います。僕がブログを始めて最初の3ヶ月、アクセスは1日10PV以下でした。「誰も読んでないのに書き続ける」って、想像以上にキツいんです。でもFXで「損切り」を5年やってきた僕には、この我慢が意外とできた。FXのメンタルがブログに効くなんて、始める前は思いもしなかったです。
同じ「ブログは継続が大事」というメッセージでも、自分の体験を通すだけでまったく別の文章になる。
これがAIにはできなくて、人間にしかできない部分です。

こういった修正も最初は自分でしないといけなかったですが、リライトした文章を見せて覚えておいてもらいます。
その次からはかなり修正されたものが出てくるようになりますよ!
STEP3:「AIっぽい文章」を自分の文体に変える5つのチェックリスト
AI初稿を自分の記事に変えるとき、僕はいつも以下の5項目をチェックしています。
✅ チェック1:「体験談」が入っているか
AIはどうしても一般論になりがち。自分だけが語れるエピソードが各セクションに最低1つは入っているか確認します。
「ブログ収入 一般人 平均」の記事なら、「自分が月1万円を超えるまでにかかった期間」「最初に売れたアフィリエイト案件」などのリアルな数字とストーリーです。
✅ チェック2:「本音」が見えるか
AIは無難にまとめるのが得意。でも読者が読みたいのはキレイごとじゃなくて本音です。
「ぶっちゃけ○○だと思います」「正直、最初は△△でした」みたいな一文を、意識的に入れていきます。このシリーズの「ちきトレの本音」セクションも、まさにこの役割。
✅ チェック3:「具体的な数字」があるか
AIが「多くの人が」「一定期間で」と書いているところを、可能な限り具体的な数字に置き換えます。
「多くのブロガーが収益化に苦労する」→「ブロガーの約7割が月1万円未満(アフィリエイトマーケティング協会調査)」
データの出典がはっきりしているものだけを使う。これはAIに「この主張の根拠となるデータを探して」と聞くのも有効です。
✅ チェック4:「話し言葉」になっているか
AIの文章はどうしても「書き言葉」寄りになります。ブログ記事、特に個人ブログは話し言葉に近いほうが読みやすい。
「〜することが重要です」→「〜しないと、マジでキツいです」 「〜を推奨します」→「〜がおすすめです。僕はこれでうまくいきました」
全部を崩す必要はないけど、固い表現が3文以上続いたら、1つは崩すくらいのバランスが良いです。
✅ チェック5:「読者への問いかけ」があるか
AIは情報を「提供する」のは得意ですが、読者に「問いかける」のは苦手です。
「あなたは今、ブログの収益がどのくらいですか?」 「ここまで読んで、正直どう思いました?」
こういう一文があるだけで、読者は「自分ごと」として読んでくれるようになります。
STEP4:メタ情報もAIに作ってもらう
記事本文が仕上がったら、次はSEOに必要なメタ情報です。これもClaudeに手伝ってもらいます。
メタディスクリプション
記事の内容をClaudeに読ませて、「この記事のメタディスクリプションを120文字以内で書いて。対策KWは"○○"」と依頼します。
ポイントは、Claudeが出してきたメタディスクリプションをそのまま使わないこと。
AIのメタディスクリプションはキレイにまとまっていますが、検索結果でクリックしたくなるかどうかは別の話。「え、気になる」と思わせる要素を自分で足します。
パーマリンク
パーマリンクはシリーズで統一ルールを決めているので、Claudeに相談するまでもないですが、新規記事の場合は「この記事のパーマリンクを英語で提案して」と聞くと便利です。
構造化データ(JSON-LD)
Article型とFAQPage型のJSON-LDもClaudeに作ってもらいます。
「この記事のJSON-LDを作って。Article型とFAQPage型を1つの配列にまとめて。author名は『ちきトレ(チキントレーダ)で」
と依頼すると、コピペで使える形式で出力してくれます。
これ、手作業でやると地味に時間がかかるんですが、Claudeなら記事内容を読んだ上で30秒で出してくれる。メタ情報の作成は、AIの独壇場だと思います。
STEP5:WordPress(AFFINGER6)への入稿
記事本文・メタ情報・JSON-LDが揃ったら、いよいよWordPressに入稿します。
AFFINGER6で気をつけていること
僕はWordPressテーマにAFFINGER6を使っています。入稿時にいつも確認するポイントをまとめます。
見出しタグの確認 Claudeが出力するMarkdownの見出し(## や ###)を、WordPressのH2・H3に正しく変換できているか。AFFINGER6は見出しデザインをテーマ設定でカスタマイズできるので、見出しレベルさえ合っていればデザインは自動で整います。
「ちきトレの本音」コールアウトブロック シリーズ共通の本音セクションは、AFFINGER6の「マイボックス」機能を使って目立たせています。背景色・枠線・アイコンを設定すると、記事のアクセントになります。

とても簡単に入れることができて満足しています。
内部リンクの設置 記事内でリンクを張った他の記事(「AIブログ執筆ツール」など)が正しく飛ぶか確認。URLの打ち間違いは地味に怖いので、公開前に全リンクをクリックチェックします。
JSON-LDの貼り付け AFFINGER6の場合、各記事の編集画面で「HTMLブロック」を使って</body>の直前にJSON-LDを貼り付けるか、テーマの機能でheadタグ内に挿入できます。貼り付けたらGoogleのRich Results Testで必ず確認。

Affingerの操作は全然なれておらず、SEOについての知識もそんなになかったですが、
Claudeとしゃべっているうちにいろいろ教えてくれて対策をしてくれるようになっています。
AI初稿→完成稿のビフォーアフターまとめ
ここまでのプロセスを、もう一度整理します。
AI初稿の状態:
- 構成案に沿った文章が出力されている
- SEOキーワードも適切に配置されている
- 文法・論理に問題はない
- でも「誰が書いてもこうなる」内容
ちきトレが手を入れた後:
- 各セクションに自分の体験エピソードが入っている
- 「ちきトレの本音」セクションで本音が見える
- 具体的な数字とデータ出典で信頼性アップ
- 話し言葉を混ぜて読みやすさを確保
- 読者への問いかけで自分ごと化を促進
作業時間の目安としては、Claudeが下書きを出すのに約5分、僕がリライトするのに約1〜2時間。
**「AIに丸投げ」じゃなくて「AIと共同作業」**だからこの時間がかかるし、だからこそ他の人にはマネできない記事になる。
💡 ちきトレの本音:「AIの下書きを"自分の言葉"にする作業が一番楽しい」
正直に言うと、このリライト作業がブログ運営で一番好きな時間です。
AIが出してきた文章を読みながら、「ここは自分のあのエピソードを入れよう」「この表現は堅すぎるから崩そう」「ここは読者に問いかけたいな」って考えていると、自分の中にある経験や想いが引き出されていく感覚がある。
FXのスキャルピングも同じで、EMAのシグナルを見て「ここだ」と判断するのは結局、人間の感覚。AIはシグナルを出してくれるけど、最終的にエントリーするのは自分。
ブログもトレードも、AIは「最高の相棒」であって「代わり」ではない。
このシリーズを読んでくれているあなたも、最初はAIの出力をそのまま使うかもしれない。でも続けていくうちに、必ず「ここは自分の言葉に変えたい」というポイントが出てきます。
その瞬間が来たら、あなたのブログは「あなただけのブログ」になり始めている。
まとめ:AI共同執筆→仕上げの全工程
STEP1: Claudeに構成案+体験メモ+トーン指定をセットで渡して、記事本文を書いてもらう
STEP2: AI初稿を読んで「正しいけど心に刺さらない」ポイントを洗い出す
STEP3: 5つのチェックリスト(体験談・本音・数字・話し言葉・問いかけ)で自分の文体に変える
STEP4: メタディスクリプション・パーマリンク・JSON-LDもClaudeに作成補助してもらう
STEP5: WordPress(AFFINGER6)に入稿し、リンクチェック・JSON-LD検証を行う
次回は最終回、第5回 公開後の運用編。 記事を公開した後に、サーチコンソールのデータをAIに読ませてリライトするPDCAの回し方を公開します。
よくある質問(FAQ)
Q1. AIが書いた記事はGoogleにペナルティを受けますか?
Googleが問題にしているのは「低品質なコンテンツ」であり、AIで書いたかどうかではありません。AI初稿に自分の体験・独自データ・オリジナルの視点を加えてリライトすれば、むしろ人間だけで書くよりも情報の網羅性が高い記事になります。大事なのは「誰が書いたか」ではなく「読者にとって価値があるか」です。
Q2. AIの下書きをリライトするのにどのくらい時間がかかりますか?
記事のジャンルやボリュームにもよりますが、僕の場合は2000〜3000文字の記事で1〜2時間程度です。AIが出した下書きの骨格は活かしつつ、体験談の追加・表現の修正・データの確認を行うイメージ。慣れてくると「ここを直せばいい」という勘所がわかってくるので、どんどん速くなります。
Q3. AFFINGER6以外のテーマでも同じワークフローは使えますか?
はい、使えます。記事本文をClaudeに書いてもらい、自分でリライトして、メタ情報を整えるという流れはテーマに依存しません。ただし、JSON-LDの貼り付け場所やカスタムブロックの使い方はテーマによって異なるので、お使いのテーマのマニュアルを確認してください。
Q4. 「AIっぽい文章」を見分けるコツはありますか?
いくつかの特徴があります。主語が曖昧で一般論が続く、「〜することが重要です」のような結論が多い、具体的な数字やエピソードがない、文体が均一で起伏がない——こういった特徴が重なっている文章は、AI生成の可能性が高いです。逆に言えば、これらを修正すれば「自分の記事」になります。
Q5. AI初稿をまったく使わずにゼロから書いたほうがいいケースはありますか?
自分の強烈な体験がテーマの中心になる記事(失敗談・成功体験のストーリー記事など)は、ゼロから自分で書いたほうが熱量が伝わることもあります。ただ、その場合でもClaudeに「構成の抜け漏れチェック」や「SEO観点のアドバイス」を依頼するのはおすすめです。全部自分 or 全部AIではなく、工程ごとに得意な方が担当するのがベストです。
このシリーズの記事
シリーズ一覧:
- 第1回 ジャンル選定編
- 第2回 キーワード調査編
- 第3回 構成案作成編
- 第4回 執筆・仕上げ編(この記事)
- 第5回 公開後の運用編
- まとめ AIでブログを始める完全ガイド2026
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この記事で紹介したAFFINGER6は、SEO対策・カスタマイズ性・表示速度のバランスが良く、副業ブログにおすすめのテーマです。僕が実際に使っている設定(マイボックス・見出しデザイン・JSON-LD挿入方法など)は、このシリーズの各記事で随時紹介しています。
